インドネシアの気候と日本との時差を解説!インドネシア国内の3つのタイムゾーン

インドネシア 日本 時差 知識

最近はLCC(格安航空会社)の普及で、バリ島を含む東南アジアのさまざまな地域へ気軽に旅行できるようになり、便利になりましたね。

旅行好きにはとても嬉しい時代です。

さて、今回はインドネシア国内の時差、タイムゾーン、飛行時間、そしてインドネシアの気候について詳しく見ていきたいと思います。

特に、インドネシア国内に時差があることをご存知でしたか?

インドネシア国内の3つのタイムゾーン

インドネシアは、国土が日本のおよそ5倍の広さを持ち、東西に非常に広がっています。

そのため、インドネシア国内には3つの異なるタイムゾーンが存在します。

  1. WIB(西インドネシア時間)
    • Barat(バラット)は「西」を意味し、WIBは「西インドネシア時間」を指します。ジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラバヤなどの都市やスマトラ島のほとんどがこの時間帯に属します。
    • 日本との時差は2時間です。例えば、日本が午前9時のとき、ジャカルタでは午前7時です。
  2. WITA(中部インドネシア時間)
    • Tengah(トゥンガ)は「中間」を意味し、WITAは「中部インドネシア時間」を指します。バリ島、ロンボク島、スラウェシ島、東カリマンタンなどがこの時間帯に含まれます。
    • 日本との時差は1時間で、例えば、日本が午前9時のとき、バリ島では午前8時です。
  3. WIT(東インドネシア時間)
    • Timur(ティムール)は「東」を意味し、WITは「東インドネシア時間」を指します。モルッカ諸島やパプアなど、インドネシアの東部地域がこの時間帯に該当します。
    • 日本との時差はありません。つまり、東京が午前9時なら、ラジャアンパットでも午前9時です。

このように、インドネシア国内には異なるタイムゾーンがあるため、インドネシアでの国内旅行の際は注意が必要です。

例えば、ジャカルタからバリ島への旅行では、飛行時間は2時間ですが時差も考慮する必要があります。

結婚式の招待状などにはタイムゾーンが明記されていることも多く、インドネシアでは一般的なことです。

日本とインドネシアの飛行時間

日本からインドネシアまでの直行便は、主に以下の空港から運行されています。

  • 羽田空港(東京)
  • 成田空港(千葉)
  • 関西空港(大阪)
  • 中部空港(名古屋)

東京からジャカルタまでの飛行時間は約8時間、東京からバリ島までは約7時間半です。

飛行時間はあまり変わりませんが、目的地によって選ぶ便は異なります。

直行便は、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ガルーダ・インドネシア(Garuda Indonesia)が提供しています。

一方、乗り継ぎ便を利用する場合は、バンコク、クアラルンプール、シンガポール経由が一般的です。

私自身ジャカルタから日本に帰国する際は、クアラルンプール経由のAir Asiaを利用することが多いです。

乗り換え時間が短く、料金も直行便より安いので、コストパフォーマンスが高い選択肢だと思います。

インドネシアの気候と気温

インドネシアは一年中温暖な気候で、平均気温は28度前後です。

湿度は日本の夏に比べて低く、過ごしやすい気候が特徴です。

しかし、インドネシアは広大な国土を持つため、地域によって気温に違いがあります。

バリ島やマナドなどの海沿いのエリアでは、海風が心地よく、蒸し暑さはあまり感じません。

一方、ジャカルタやスラバヤなどの都市部では工業地帯の影響もあり、日中は30度を超えることが多いです。

また、バンドンのような山間部では、日中と夜間の気温差が大きく、夜間は20度前後まで冷え込むこともあります。

バンドンには温泉も多く、温泉好きな人にはおすすめのスポットです。

インドネシアの雨季と乾季

インドネシアには日本のような四季はなく、雨季と乾季の二季だけです。

  • 雨季:11月から3月頃まで
  • 乾季:4月から10月頃まで

雨季のインドネシアでは、スコールと呼ばれる激しい雨が数時間降り、その後すぐに晴れ間が戻るのが一般的です。

日本の梅雨とは異なり、一日中雨が降り続けることはほとんどありません。

旅行する際は、乾季がベストシーズンです。雨季に旅行すると、スコールによって移動が困難になることがありますが、乾季は晴天が多く、アウトドアアクティビティに最適です。

まとめ

今回は、インドネシアと日本の時差、飛行時間、インドネシア国内のタイムゾーン、そして気候について見てきました。

インドネシアは国土が広いため、国内にも3つのタイムゾーンが存在します。

同じ国の中で時差があるのは、日本人にとって少し不思議な感じがしますが、中国のように広大な国土を持ちながら、時差がない国もあります。

インドネシアでは、時差があることで、地域ごとの生活リズムが守られていると言えるでしょう。

インドネシア国内旅行をする際には、時差に注意しながら計画を立てることが重要です。

バリ島やジャカルタ、パプアなど、訪れる場所によって時間の感覚が異なるのは、インドネシア旅行の魅力の一つでもあります。

ぜひ、インドネシアを訪れる際は、時差と気候を考慮しながら、楽しい旅を計画してみてくださいね!

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shabushi

インドネシア在住の夫婦がバリ島、ジャカルタなどインドネシアを中心に旅情報や海外移住についてのコンテンツを発信しています。

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