バリ島では、日本では珍しい南国フルーツが豊富にそろっています。
マンゴー、パパイヤ、ココナッツといったおなじみのトロピカルフルーツはもちろん、ドリアンやマンゴスチン、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツ、スターフルーツなどのユニークな果物も見かけます。
これらの果物はローカル市場や八百屋、スーパーマーケットなど、バリ島のどこでも手軽に購入できます。
今回は、スターフルーツのバリ島での値段・味・コスパと美味しい食べ方について見ていきましょう!
スターフルーツとは
今回ご紹介するのは、東南アジアやインド原産の「スターフルーツ」です。
日本ではあまり知られていませんが、スターフルーツは切った断面が星型に見えるためこの名が付けられ、和名では「五歛子(ゴレンシ)」と呼ばれます。
沖縄や宮崎でも少量栽培されていますが、日本で手に入れるのは難しいフルーツです。
スターフルーツの果肉は薄く、ほんのりとした酸味と豊富な水分が特徴で、非常にジューシーです。
また、食物繊維も多く含まれているため、美容や健康にも良い果物とされています。
スターフルーツを食べる際には、果皮が黄色やオレンジ色に熟しているものが美味しいタイミングです。
緑色のスターフルーツはまだ熟しておらず酸味が強いため、常温で数日置き、追熟させてから食べることをおすすめします。
スターフルーツを食べる際の注意点
スターフルーツには微量の「可溶性シュウ酸塩」が含まれています。
これは体内でカルシウムと結合し、結石を形成する原因となることがります。
健康な人が適量を食べる分には問題ありませんが、腎臓に疾患のある人や透析患者は食べ過ぎないよう注意が必要です。
腎臓でのろ過が難しく、過剰摂取すると神経症状を引き起こす可能性もあるため、体調を考慮して摂取するようにしましょう。
バリ島でのスターフルーツの価格
バリ島のローカル八百屋で購入する場合、果物は通常、量り売りされています。
今回購入したスターフルーツは1個3000ルピア、日本円に換算すると約22円でした。
日本でのスターフルーツの販売価格は、1kgあたり4000円前後と高額で1個あたり約1000円とバリ島での価格の約50倍にもなります。
このようにバリ島ではスターフルーツを非常に安価で手に入れられるため、バリ島を訪れた際はぜひ食べてみてください。
バリ島流スターフルーツのおすすめの食べ方
スターフルーツの一番シンプルな楽しみ方は、切ってそのまま食べる方法です。
また、サラダのトッピングや、チキンや魚と一緒に煮込み料理の具材に使うことも人気です。
スターフルーツは酸味が強めなので、フルーツとして食べる際には砂糖漬けやジュースにすると食べやすくおすすめです。
バリ島でおすすめのローカル市場:パサール・バドゥン
バリ島でスターフルーツなどのフルーツを購入するのにおすすめの場所が、デンパサール市内にある「パサール・バドゥン」です。
この市場は広大で、新鮮な野菜や果物、肉、魚、さらには洋服やお土産なども販売されており、連日多くの現地の人々で賑わっています。
クタやスミニャックといった観光地のお店よりも価格が半額程度で、コストパフォーマンスも抜群です。
市場内では外国人とわかると値段を引き上げられることもあるため、できるだけ現地の雰囲気に溶け込む服装で訪れるのが良いでしょう。
また、パサール・バドゥンは混雑しているため、スリなどの対策もお忘れなく。
他のおすすめの八百屋や果物屋
バリ島にはパサール・バドゥンのほかにも、多くのローカル八百屋や果物屋があります。
観光エリアのメイン通りから少し外れた場所に点在しており、ローカル市場やスーパーマーケットよりも安価で果物を購入できる場合があります。
また、店によっては購入したフルーツをその場でジュースにして提供してくれることもあるため、新鮮なフルーツジュースを味わいたい方にぴったりです。
インドネシアの果物の味やコスパについて
インドネシアで手に入るマンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツは、日本のものとは比べものにならないほど甘くて美味しいです。
特にマンゴーは、日本で購入すると1個あたり1000円以上しますが、インドネシアでは100円程度と非常に手頃です。
一方、日本では一般的な苺や桃、葡萄、りんごなどのフルーツは現地でも売られてはいるものの、味があまり良くない場合もあります。
例えば、インドネシアで手に入る苺は日本のものほど甘さがなく、少々物足りなく感じるかもしれません。
また、スイカやメロンも、安価ではあるものの、味が日本のものに比べると淡白であっさりしています。
まとめ
今回は、バリ島で楽しめる「スターフルーツ」についてご紹介しました。
日本ではなかなか手に入らないスターフルーツですが、バリ島に訪れた際にはローカル市場や八百屋でぜひ購入してみてください。
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