海外旅行の準備をするときにまずチェックすべきポイントの一つが、「プラグの形状」と「旅行先の電圧」です。
なぜなら、国や地域によってプラグの形状や電圧が異なるため、日本から持って行った家電製品をそのまま使えない場合があるからです。
誤ったコンセントを使うと、製品が壊れてしまうだけでなく、発煙や発火などの危険を引き起こす可能性もあります。
インドネシアを旅行する際にも、日本の電化製品を使うためにはインドネシアの電圧に対応した変換プラグと変圧器が必要です。
今回は、インドネシアのコンセント変換プラグの形状と電圧、そして変圧器の必要性について見ていきましょう。
インドネシア滞在で変圧器や変換プラグが必要な理由
インドネシアは日本とコンセントの種類が異なるため、電化製品を使用する場合には特別な対応が必要です。
まず、インドネシアの電圧は200~230ボルトです。
一方で、日本の電圧は100~110ボルトとかなり低いため、日本の電化製品をインドネシアで使う際には、この高い電圧に対応する必要があります。
そうしなければ、機器が正常に動作しなかったり、故障してしまうリスクがあります。
このため、電圧を日本向けの低いボルト数(100~110ボルト)に変換するための「ダウントランス変圧器」が必要になります。
日本の電圧は世界的に見ても最も低い部類に入るため、日本製の家電を海外で使用する場合には、基本的にこのダウントランス変圧器が必要です。
変圧器の選び方
変圧器はAmazonや楽天などのオンライン通販や、ビックカメラなどの家電量販店で購入することができます。
さまざまなメーカーやサイズの変圧器があり、価格も幅広いですが、選ぶ際に注意するべき点は「使用する家電のワット数」です。
たとえば、スマホの充電ならおよそ5~10ワット程度ですが、ドライヤーのようにパワーが必要な製品では1200~1500ワット程度と、消費電力に大きな違いがあります。
消費電力が高い電化製品を使用するための変圧器は、スマホのような低消費電力の機器用のものよりも大きく、重く、そして高価になる傾向があります。
したがって、変圧器を選ぶ際には、使用する予定の家電製品のワット数に合ったものを用意することが大切です。
変圧器が不要な場合
最近のスマホやカメラ、ノートパソコンの充電器は、幅広い電圧に対応しているものが多いです。
これらの充電器には「AC100-240V」と記載されていることがあり、これは100ボルトから240ボルトまでの電圧に対応していることを意味します。
インドネシアの電圧は200~230ボルトなので、これらのデバイスはそのままインドネシアで使用することが可能です。
また、ドライヤーや炊飯器などでも、海外対応のモデルが販売されています。
海外対応の家電を選ぶことで、重くてかさばる変圧器を持ち運ぶ必要がなくなるので便利です。
私も、海外に行く際には海外対応のドライヤーを使っていますが、他にもヘアアイロンやシェーバー、炊飯器などが海外対応モデルとして販売されています。
インドネシアのプラグ形状
電化製品がインドネシアの電圧に対応していても、コンセントの差し込み口が異なる場合、そのまま使用することはできません。
この場合、便利なのが「変換プラグ」です。
インドネシアのコンセントの形状は、丸い2つ穴のC型プラグが一般的に使われています。
このC型プラグは、日本の電化製品にはそのままでは対応していないため、変換プラグが必要になります。
変換プラグはオンライン通販や家電量販店で2~300円程度で購入することができ、手軽に入手できます。
ただし、個別対応の変換プラグを選ぶ際には注意が必要です。
たとえば、同じ丸ピンでもC型とB型では形状が似ているように見えますが、長さや太さが異なるため、間違ったプラグを購入するとコンセントに差し込めなかったり、緩くて抜けやすかったりします。
また、世界中の様々なプラグ形状に対応する「マルチタイプの変換プラグ」も販売されています。
こちらは価格がやや高くなりますが、異なる国々を旅する場合には一つ持っていると非常に便利です。
私自身、いつもマルチタイプの変換プラグと変圧器を持ち歩いているので、コンセントの形状や電圧を気にせずに旅行を楽しむことができています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、インドネシアを旅するときのコンセントや電圧について詳しく説明しました。
日本よりも電圧が高く、プラグの形状が異なるインドネシアでは、電化製品を安全に使用するためには、適切な変圧器と変換プラグを用意することが重要です。
また、旅行を快適に楽しむためにも、コンパクトでマルチタイプの変圧器と変換プラグを準備しておくことをおすすめします。
これにより、コンセントの種類や電圧に悩まされることなく、インドネシアの旅を満喫できるでしょう。
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